Trips(旅)

9.小代焼の里巡り

小代焼は400年の歴史があり、熊本県小岱山麓一帯に点在する11の窯元で焼かれている陶器で、海鼠釉と言われる青く発色する釉薬を使った伝統的なものから黄小代、白小代と言われる配合を変えた釉薬を用いて作られるもの、さらには漆黒の黒を表現するものまで実に多彩です。今回はしろ平窯さん、中平(なかでら)窯さん、ふもと窯さん、瑞穂窯さん、ちひろ窯さん、岱平(たいへい)窯さんの6つの窯元をはしごしました。アポなしだったので3つはお休みでしたが(笑い)。そして古小代の里も見学してまいりました。

まずはしろ平窯さん。お休みでした。アポなしでしたからね。(笑)

 

続いてちひろ窯さん。しろ平さんから車で15分ほど。ご夫婦で営まれている窯で、いろいろと小代焼のことを詳しく教えていただきました。お店は私の姿が見えたので急遽開けていただいたとのこと。窯元さんを訪問する際にはアポを取ったほうが良いとアドバイスもいただきました(笑)。展示されていいた作品はどれもなじみやすい普段使いにしっくりくるものばかりで日常に溶け込みやすいデザインと色でした。お店も素朴な感じで大変素敵でした。2つほど作品を購入させていただきました。レンガ積みの窯がありました。

 

3番目は中平(なかでら)窯さん。焼き物に使う土は敷地の中で調達されているとのこと。一帯が良い土に恵まれているのですね。ここでは茶色と青のコントラストが素敵なマグカップを購入いたしましたが、この窯元さんは数年間実験を繰り返してようやくたどり着いた漆黒の黒が売りと後で知りました。次訪問する時は黒の焼き物を買います!

 

4番目に訪れた窯元さんは井上さんのふもと窯。登り窯も立派でした。数年前この窯元さんでごはん茶碗を購入して今でも大切に使っています。今回はお店に誰もいらっしゃらなかったので早々に次の窯元さんに向かいました。

 

5番目に訪れた岱平(たいへい)窯、6番目の瑞穂窯いずれもお店は閉まっていましたので見学できず。残念。写真は岱平窯さんのみ。

 

最後の写真は古小代焼の里。1632年の小代焼発祥の地。江戸時代の登り窯跡、ろくろ場跡等がありました。ひっそりと公園となっていました。小代焼の素朴さがにじみ出ていて音連れて大変良かったです。

 

 

 

8.熊本県(熊本県上天草市)

湯島に行ってきました。湯島は上天草市江樋戸から小型船で約25分です。穏やかな海を波しぶきを上げて進む小型船に揺られ、潮風を感じながら初めての湯島に到着。

 

島に到着。早速ニャンのお出迎えでした。島についてはネットにたくさん紹介されているので見てください。💛マークのシンボルツリーや鎮座するニャンお地蔵様もあり、中々楽しめるところでした。乙姫屋さんの昼食は美味しかった! 島民の皆さんはとても温かく、ニャンも別な意味でとても温かく(笑)、癒されました。

 

膝の上でお手手をクロスクロス! 最後はお宿から穏やかな海に向かっての夜景。大変綺麗でした。ニャンの写真は猫(Cats)を見てくださいね。

 




7.広済寺(千県山武郡横芝光町)

横芝光町に佇む真言宗智山派のお寺 広済寺を訪れました。お寺のまわりは田んぼ田んぼ田んぼ(笑)。とても長閑な田園風景でありました。溜池には睡蓮の花が咲いていました。

 

お寺の門の手前には如意輪観音様が彫られた石塔があり、右上には建立した善女人の文字が刻まれていました。お寺の門はとても赤い門で印象的でした。左右には京仏師が約270年前に杉材で彫った仁王尊がありました。

 

御本堂は閉じられておりました。右手脇に土手があり、ふと見ると山ウドが群生していました(もしかしたらご住職が植えられたのかも)

 

肝心な猫さんはCats にてご覧ください(笑)。

 

 

6.法華経寺(千葉県市川市中山)

市川市中山にある日蓮宗のお寺 法華経寺を訪問してきました。うちの家系の宗派は日蓮宗ではありませんが、猫寺としても有名なお寺なので猫さんの撮影目当てで行ってきました。なかなか歴史のあるお寺でしたが御本堂は改装中でした。猫さんの写真はCatsに載せましたが見つけられたのは一匹だけでした。

 

入口に樹齢数百年の老木がありました。畏敬の念を感じずにはいられません。

 


 

5.角館白岩焼和兵衛窯

角館の歴史のある窯、白岩焼和兵衛窯を訪ねました。江戸時代1771年相馬焼の職人であった松本運七が開窯した白岩焼は佐竹藩の財源であった銀や銅などの精製に使うためのるつぼとなる陶器を生産し、その後庶民の生活品となる皿や甕等の生活に欠かせない多種多様な陶器を生産していましたが、江戸末期に安価な瀬戸物が市中に出回るようになり、次第に競争力を失っていき、1901年に一旦窯の火が消えました。それを70余年の時を経て復活させたのが和兵衛窯さんです。海鼠釉(なまこゆう)という釉薬によって発色する深い青色は本当に魅力があります。現在は渡邊敏明さん、すなおさんご夫婦、そしてその娘さんの葵さんが窯を守られており、葵さんは東京で数々の展示会を開かれるなど、新進気鋭の作家として活躍されています。長閑な田園地帯に佇むとても素敵な窯でした。3つ目の写真は敏明さんが建てた登り窯。最下部の写真は東京で開催されている展示会で購入した葵さんの作品です。とても素晴らしいです。

 

 


4.橘樹神社

令和4年1月22日に橘樹(タチバナと読む 古くは橘木と記した)神社を訪問しました。茂原市本納にある大変古くかつ大変格式の高い神社です。上総国の二之宮でありまして、古事記や日本書紀にも登場する日本武尊(ヤマトタケルノミコト)と弟橘姫(オトタチバナヒメ)の伝説が残る神話にまつわる神社です。残念ながら明治23年(1890年)に再建された拝殿は修理中で足場が組まれており外観の荘厳さと美しさは減じられておりましたが、拝殿奥にある寛政12年(西暦1800年)に建造された本殿の質素だけれど荘厳な感じにははググっとくるものがありました。彫刻も素晴らしかったです。神社には3匹の猫神職さんがおられ、そちらはCatsに写真をアップしております(笑)。

こちらが拝殿奥の本殿と本殿廻りの彫刻、そして弟橘姫の墳墓。

 

境内社として手前の鳥居から天手力雄命(アメノタジカラオノミコト)を祀る窟戸神社、そして子安神社、稲荷神社。

 

 

 

3.大杉神社

令和3年大晦日に霞ヶ浦のほとり、茨城県稲敷市にある大杉神社に参拝してきました。全国にある670社ほどの大杉神社の総本宮です。この地域は古くは7世紀以前から菟上之国(うなかみのくに)として栄えており、菟上国造をを祀る最も重要な神社であったようです。しかし、そのような歴史を辿るために出向いたわけではなく、猫が多いとしてHPに紹介されていたので、にゃん撮影の為に行ってきた次第です。しかし気温は0度近く、そんなわけでにゃん一匹にすら出会えず(笑)。日光東照宮のようになんともきらびやかで美しい神社でした。

 

こちらは樹齢1000年、高さ40mの次郎杉。かつて「あんばさま」と呼ばれていた太郎杉が1778年に焼けてしまい、今はこの次郎杉ともう一つ三郎杉が神社の御神木となっています。



唯一出会えた猫さんはこちら。当守(あたまもり)。出会えると幸運が訪れるという神猫さん。持っているときっと良いことがあります。

 

 

 

2.塩原温泉郷

2021年の秋も深まり、紅葉も見頃を迎えたので塩原温泉郷に行ってまいりました。塩原温泉ビジターセンターで湯めぐり手形を購入し、合計4つの立ち寄り湯に入ってきました。すべてが素晴らしく大変良いお湯でした。順番に紹介していきます。

最初に訪問した立ち寄り湯は、湯荘白樺さん。硫黄・酸性泉の泉質で少し緑がかった乳白色のお湯が自慢です。pHは2.8と温泉成分表に書いてありましたが、刺激どころか大変まったりとしたお湯で何とも言えない硫化水素臭がたまらない、これぞ秘湯というお湯でした。素晴らしかったです。

 

次にに訪問した立ち寄りは、白樺さんから少し坂を下ったところに宿を構える渓雲閣さん。こちらのお湯も白樺さんと同じように硫化水素臭のする少し緑がかった乳白色の湯。こちらはpH2.6。ですが、やはりまったりとした素晴らしいお湯で、体の芯から温まりました。

 

三番目にに訪問した立ち寄り湯は渓雲閣さんからまたまた坂を少し下ったところの奥塩原高原ホテルさん。なんとこの日は立ち寄り湯がとても混んでいて、私の後に来られた方はお断りされてました。こちらは露天風呂を開放されていて入浴することができました。(写真は内湯)

 

最後に立ち寄った湯は、赤沢温泉旅館という猫さんのいる温泉宿に宿泊した翌日に訪問しました。元泉館さんです。ここのお湯は硫黄泉ですが中性です。緑がかったお湯は硫黄の匂いが心地よく、メタ珪酸が1Lのお湯に100mg以上含まれる美肌の湯です。露天風呂最高でした。

 

どのお湯も大変素晴らしく感動しました。来年また訪れたいと思います。最後に箒川沿いの景色が素晴らしかったので写真を2枚ほど。それから赤沢温泉旅館の猫さんたちは後日CATSにアップいたします。

 


 

1.日景温泉

2020年晩秋 秋田県大館市日景温泉の紅葉。素晴らしい紅葉でした。露天風呂は大自然の中にあり硫黄臭のある滑らかなお湯でなかなかの入り心地でした。